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タム3050形3091 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム3091は3092と一緒に昭和32年4月飯野で製作された。 江戸川化学向のキセ付ステンレス製タンク体を持つグループとして製作されたが、本車は後天的改造によりタンク周囲の熱絶縁を撤去した。このためドーム頂部にある鍔や腰高のタンク位置、そしてタンク踏板の脚部の嵩上げなど一風変わった |
外観の車両となっている。 落成時の所有者は江戸川化学工業KK・常備駅は金町であった。所有者は三菱江戸川化学KK、三菱瓦斯化学KKと変遷し、昭和53年7月に内外輸送KKに移籍し中条駅常備となった。熱絶縁の撤去工事はこの頃施行されたものと思われる。平成5年12月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和32年4月 製造所 飯野 設計比重 1.08 タンク容積 14.5m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
●上廻り タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板6・鏡板9mm タンク直径 1,740mm タンク長さ 6,222mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 7,100mm 軸距 4,000mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KD203形 走り装置 2段リンク式 |
【写真2378】 タム3050形3091 昭和61年5月4日 桜島駅にて P:吉岡心平