吉岡心平のマーク

タム3050形3091

私有貨車

 形式
索引

タム3000形
タム3100形

 番号
[ロット表]

タム3087
タム3096

 ページ
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特別編1377
特別編1379

積荷
●構造

入口


 タム3091は3092と一緒に昭和32年4月飯野で製作された。

 江戸川化学向のキセ付ステンレス製タンク体を持つグループとして製作されたが、本車は後天的改造によりタンク周囲の熱絶縁を撤去した。このためドーム頂部にある鍔や腰高のタンク位置、そしてタンク踏板の脚部の嵩上げなど一風変わった

外観の車両となっている。

 落成時の所有者は江戸川化学工業KK・常備駅は金町であった。所有者は三菱江戸川化学KK、三菱瓦斯化学KKと変遷し、昭和53年7月に内外輸送KKに移籍し中条駅常備となった。熱絶縁の撤去工事はこの頃施行されたものと思われる。平成5年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和32年4月
製造所   飯野
設計比重 1.08
タンク容積 14.5m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
●上廻り
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板6・鏡板9mm
タンク直径 1,740mm
タンク長さ 6,222mm
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   7,100mm
軸距      4,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD203形
走り装置   2段リンク式

タム3050形3091の写真

【写真2378】 タム3050形3091 昭和61年5月4日 桜島駅にて P:吉岡心平


【特別編1378】120201作成R4C。