吉岡心平のマーク

タキ35000形35250

私有貨車

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タキ30200形
タキ38000形

 番号
[ロット表]

タキ35213
タキ35363

 ページ
索引

特別編1343

特別編1345

●積荷
●構造

入口


 タキ35250は昭和42年11月川崎製で35244〜35253の10両ロットの一員であった。

 タキ35000形のうち片側ブレーキ車で製造された最後のロットで、製造時期の関係からタンク手摺が両側ブレーキ車のものに似た改良形となっている特異なロットであった。日陸所有のため計量口はなく、液出し装置のうち吐出弁は同社標準の

上操作式、仕切弁はゲート式であった。

 落成時の所有者は日本陸運産業KK・常備駅は末広町であった。出光の出荷輸送に使用されていたが、平成に入ってからは日本石油輸送KKに移籍し名古屋南港駅常備となった。平成6年6月に日陸に戻り神栖駅常備となったが、平成14年頃に廃車となった。


●参考文献:プロフェッサー吉岡の貨車研究室・第33回(レイルマガジン320号)


タキ35000形35250の写真

【写真2344】 タキ35000形35250 昭和54年5月6日 塩釜埠頭駅にて P:吉岡心平


【特別編1344】111004作成R4C。