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タキ35000形35250 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ35250は昭和42年11月川崎製で35244〜35253の10両ロットの一員であった。 タキ35000形のうち片側ブレーキ車で製造された最後のロットで、製造時期の関係からタンク手摺が両側ブレーキ車のものに似た改良形となっている特異なロットであった。日陸所有のため計量口はなく、液出し装置のうち吐出弁は同社標準の |
上操作式、仕切弁はゲート式であった。 落成時の所有者は日本陸運産業KK・常備駅は末広町であった。出光の出荷輸送に使用されていたが、平成に入ってからは日本石油輸送KKに移籍し名古屋南港駅常備となった。平成6年6月に日陸に戻り神栖駅常備となったが、平成14年頃に廃車となった。 |
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●参考文献:プロフェッサー吉岡の貨車研究室・第33回(レイルマガジン320号) |
【写真2344】 タキ35000形35250 昭和54年5月6日 塩釜埠頭駅にて P:吉岡心平