吉岡心平のマーク

タキ3900形3922

私有貨車

 形式
索引

タキ3850形
タキ4000形

 番号
解説

タキ3912
タキ3936

 ページ
索引

特別編1336

特別編1338

積荷
●構造

入口


 タキ3922は昭和34年5月三菱製で3922〜3927の6両ロットの一員であった。

 東洋レーヨンではナイロン原料となる石炭酸の輸送用として昭和29〜34年にかけて6ロット24両の本形式を製作した。本ロットはその最終作で、台車がTR41AからTR41C形となった他、タンク体キセの形状など細部が変更されている。

 落成時の所有者は東洋レーヨンKK・常備駅は東名古屋港であった。丁度ナイロン原料が変更される時期と重なり、昭和36年12月に三井物産KKに移籍し名電築港駅常備となった。昭和41年1月には名古屋臨海鉄道の開業により常備駅は汐見町となった。昭和46年2月に前川に移り、昭和49年6月には石油荷役KK所有・塩釜埠頭駅常備となったが、昭和52年10月に廃車された。


■主要諸元
製造年   昭和34年6月
製造所   三菱
設計比重   1.0545
タンク容積  29.0m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク内面 ステンレス鋼板厚さ2mm
タンク直径 1,890mm
タンク長さ  10,650mm
熱絶縁   グラスウール厚さ66mm
付帯設備 ジャケット式外部加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      11,500mm
BC間距離  8,100mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形
台車      TR41C形

タキ3900形3922の写真

【写真2337】 タキ3900形3922 昭和49年3月2日 田端操駅にて P:吉岡心平


【特別編1337】110909作成R4C。