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タキ5450形55488 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ55488は昭和45年9月三菱で、55484〜55488の5両ロットとして製作された。 本車は三菱製紙が所有した液化塩素タンク車の初ロットである。製紙漂白用塩素の輸送用車は通常塩素メーカー側が用意するが通例だが、例外的にユーザーが所有する場合もあった。本車もその一つで、浜五井から北沼に運用されていたもの |
と思われる。三菱製紙だけにメーカーは三菱重工で、外観と構造は同社製として標準的なものだ。 落成時の所有者は三菱製紙KK・常備駅は浜五井であった。車齢16年に入る直前の昭和60年8月に日本石油輸送KKに移籍し、名古屋南港駅常備となった。写真は旭電化知手で使用されていた時のもの。平成3年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和45年9月 製造所 三菱 ガス定数 0.8 タンク容積 20.2m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 高張力鋼(HT) タンク板厚 胴板16・鏡板17mm タンク直径 1,800mm タンク長さ 8,260mm 断熱材 厚さ75mmグラスウール ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,660mm BC間距離 5,660mm 留置ブレーキ 両側 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41D−4形 |
【写真2267】 タキ5450形55488 平成元年2月12日 知手駅にて P:吉岡心平