吉岡心平のマーク

タム400形1540

私有貨車

 形式
索引

タム300形
タム500形

 番号
[ロット表]


タム1557

 ページ
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特別編1247
特別編1249

積荷
●構造

入口


タム1540は昭和25年7月三菱製で、1540〜1544の5両ロットであった。

 三菱が本格的に貨車生産を始めたのは戦後からで、本ロットは本形式初の三菱製である。
 外観・構造は戦前製を模倣したもので、軸距も3mと短いが、台枠側梁は太いものとなっている。

 落成時の所有者は太平鉱業KK・常備駅は小名木川であった。常備駅は昭和26年4月に石越駅に移動し、社名は昭和28年1月三菱金属鉱業KKに変わった。更に昭和30年11月には細倉鉱山駅に移動した。ヨンサントウでは、短軸距のためスピードアップ不適格車とされ、改正直前の昭和43年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和25年7月
製造所   三菱
設計比重 1.84
タンク容積 8.5m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板9・鏡板10mm
タンク直径 1,510mm
タンク長さ 4,870mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      5,500mm
軸距      3,000mm
留置ブレーキ 片側
空気ブレーキ KD180形
走り装置   リンク式

タム400形1540の写真

【写真2248】 タム400形1540 昭和44年8月16日 細倉鉱山駅にて P:堀井純一

【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1248】101109作成R4C、120610諸元追加。