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タキ300形1311 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ1311は1312との2両ロットで、昭和27年5月日立で製作された。 日東硫曹の濃硫酸タンク車は設計比重を希硫酸並に設定したため、タンク容積が大きいことで有名だ。本ロットは同社が初めて製作したタキ300形で、その例に漏れずタンク容積は19.0m3と、一般車の15%増しとなっている。 |
外観と構造はタンク体が太いことを除けば通常のタキ300形と変わらないが、BC間距離が短いため、余計にずんぐりとして見える。 落成時の所有者は日東硫曹KK・常備駅は平井であった。昭和38年頃に新潟港駅に移動し、昭和45年11月には社名がサン化学となった。昭和49年4月に2両揃って廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和27年12月 製造所 日立 設計比重 1.6 タンク容積 19.0m3 タンク形態 直円筒(S1)形ドーム有 ●上廻り |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,896mm タンク長さ 7,026mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 8,000mm BC間距離 4,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41→TR41D形 |
【写真2223】 タキ300形1311 昭和44年8月31日 中条駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】