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タキ23600形23625 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
タキ23625は23626と一緒に昭和49年3月日車で製作された。 日石輸送の所有車では昭和47年12月製の23614〜23616、昭和48年10月製の23620,23621に続く3ロット目だが、タンク材質はこれまでの普通鋼に高温酸化防止のためアルミニウムメタリコン処理したものから、ステンレス鋼製に変更された。また時節柄、ブレーキと台車が改良され、 |
空気ブレーキは重量車用のKE形から積空切替式のKSD形に、留置ブレーキは両側から手、そして台車はTR41Cからコイルバネとレジンシューを装備したTR41E−13となった。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山だったが、短期間で東高島に変わった。日石根岸から日曹二本木への副生硫黄輸送に充当されていたが、昭和59年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和49年3月 製造所 日車 設計比重 1.78 タンク容積 19.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 ステンレス鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,700mm タンク長さ 9,430mm 保温設備 厚さ200mmグラスウール 加熱設備 蒸気加熱管 ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 10,600mm BC間距離 7,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR41E−13形 |
【写真2214】 タキ23600形23625 昭和57年10月3日 東高島駅にて P:吉岡心平
手ブレーキ装備のため、車体は100mm長くなったが、BC間距離は従来通りである。