タキ23500形23500 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
新しい形式の中にも、馴染みのない形式がある。今回取り上げたタキ23500形もその一つだ。 タキ23500形は37トン積オルソジクロルベンゼン専用車で、昭和55年に2両が製作された。新形式となったのは端数トン数を用いたためである。この2両は所有者が異なるため別ロットで、23500は10月日車製、23501は富士重製であった。 タンク体はドームレスの直円筒形で耐候性高張力鋼製であった。直径は1,950mm・長さは10 |
330mmで、タキ21700形と比較すると直径は同じだが880mm長くなった。荷役方式も空気圧を用いた上入れ上出し方式に変更されている。 所有者は日本陸運産業KK・常備駅は越中島であった。実際には呉羽化学などで使用されていたようである。写真は神栖駅で長期休車中の姿で、平成8年1月に廃車となった。 |
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●同一専用種別 タキ21700形21700 先輩形式で35トン積。 【特別編397】030703作成、040527R4、040717R4、050409R4A、050701ロット表追加、060723ロット表R2、 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 23500 | S5510 | 日車 | 日本陸運産業KK |
2 | 23501 | S5512 | 富士重 | 保土谷化学工業KK |
【写真1397】 タキ23500形23500 平成4年11月3日 神栖駅にて P:吉岡心平