吉岡心平のマーク

タキ23500形23500

私有貨車

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タキ22900形
タキ23600形

 番号
ロット表


タキ23501

 ページ
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特別編396
特別編398

●積荷
●構造

入口


 新しい形式の中にも、馴染みのない形式がある。今回取り上げたタキ23500形もその一つだ。

 タキ23500形は37トン積オルソジクロルベンゼン専用車で、昭和55年に2両が製作された。新形式となったのは端数トン数を用いたためである。この2両は所有者が異なるため別ロットで、23500は10月日車製、23501は富士重製であった。

 タンク体はドームレスの直円筒形で耐候性高張力鋼製であった。直径は1,950mm・長さは10

330mmで、タキ21700形と比較すると直径は同じだが880mm長くなった。荷役方式も空気圧を用いた上入れ上出し方式に変更されている。
 台枠は通常の平型、長さ11,400mm・BC間距離7,900mmで、ブレーキは積空+手・台車はTR213Cであった。

 所有者は日本陸運産業KK・常備駅は越中島であった。実際には呉羽化学などで使用されていたようである。写真は神栖駅で長期休車中の姿で、平成8年1月に廃車となった。


●同一専用種別 タキ21700形21700 先輩形式で35トン積。


【特別編397】030703作成、040527R4、040717R4、050409R4A、050701ロット表追加、060723ロット表R2、
070914ロット表R3+R4A2。


タキ23500形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
23500 S5510 日車 日本陸運産業KK
23501 S5512 富士重 保土谷化学工業KK

タキ23500形23500の写真

【写真1397】 タキ23500形23500 平成4年11月3日 神栖駅にて P:吉岡心平