吉岡心平のマーク

タキ5000形5004

私有貨車

 形式
索引

タキ4950形
タキ5050形

 番号
ロット表

タキ5000
タキ5009

 ページ
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特別編1163
特別編1165

積荷
●構造

入口


 久々のリクエストはタキ5000形の5004である。

 タキ5004は5005と一緒に昭和34年2月汽車東京で製作された。

 本形式では3ロット目で初の汽車製だが、同社製のボギー塩酸タンク車では、タキ6700形25トン車がこれより一年早く製作されている。
 外観・構造は極く普通の塩酸タンク車で、ドーム

頂部もフランジ構造となっているが、落成当時は先進的な構造で、本形式ではこのロットが初採用であった。本ロットの特異な点は、タンク体が他車より小型なことにあり、諸元が不明なため実容積から設計比重を推定すると、約1.33と通常の1.1〜1.2より著しく高い。

 所有者は旭化成工業KK・常備駅は南延岡であった。写真は三井三池の宮浦に塩酸を輸送してきた際のもの。平成3年12月に廃車となった。


タキ5000形5004の写真

【写真2164】 タキ5000形5004 昭和62年5月17日 宮浦駅にて P:吉岡心平


【特別編1164】100420作成R4B。