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タキ10250形10251 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ10250 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ10251は昭和45年9月川崎で一ロット一両として製作された。 昭和42年12月に川崎で製作されたトップナンバーの増備車で、外観・構造はこれに準拠し、35系タンク車では両側ブレーキを装備するフェーズ2に属している。 本形式は既に述べたようにタキ7250形に範を取っているが、タンク踏板廻りはタキ35000形に類似するなど、外観は両者を折衷したものとなっ |
ていた。より詳述すれば、タンク踏板は床用鋼板製で計量口はなく、液出し装置は下操作式で、仕切弁は通常のゲート弁を用いていた。 落成時の所有者はタール製品取扱業協同組合・常備駅は上戸畑であった。昭和53年10月に西八幡に移動し、翌54年1月には常備駅はそのまま日本陸運産業KKに移籍した。他の2両は昭和60年11月に淘汰されたが本車は唯一生き残り、昭和61年8月に村田に移動したが、翌62年3月に廃車となった。 |
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【写真2149】 タキ10250形10251 昭和60年5月11日 入江駅にて P:吉岡心平