吉岡心平のマーク

タキ7300初代形37311

私有貨車

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タキ7250形
▼タキ7300二代形

 番号
解説

タキ27381
タキ37345

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特別編1146
特別編1148

積荷
●構造

入口


 タキ37311は昭和39年6月川崎製で、37303〜37317の15両ロットに属していた。
 興味深いのは当時の川崎では住友セメント向にこのロットとタキ37318〜37337の20両ロット、タキ37338〜37340の3両ロットを並行して製作した点である。常備駅がこのロットは石原町、後二者は美濃本巣と異なるので、荷役装置が異なっていたのだろうか。
 また本ロットの落成時期は4月から9月と五ヶ月

の長期間に渡っており、なかでも本車は唯一の6月製である ・・・と前置きは長くなったが、外観・構造には特に他車・他ロットと異なる点は見られないようだ。

 所有者は住友セメントKK・常備駅は石原町であった。昭和40年7月に美濃本巣、41年5月に彦根に移動した。写真はこの時期のもので、昭和59年11月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和39年6月
製造所   川崎
設計比重 1.25
タンク容積 28.0m3
タンク形態 異型胴(FE2)形
●上廻り
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm
タンク両端直径 1,964mm
タンク中央直径 2,447mm
タンク長さ 9,000mm
●荷役方式
荷役方式 エアスライド式
●下廻り
台枠形式   中梁省略形
台枠長さ   10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車      TR41C

タキ7300初代形37311の写真

【写真2147】 タキ7300初代形37311 昭和47年3月4日 彦根駅にて P:堀井純一

【堀井さんの貴重な写真を提供して頂きました】


【特別編1147】100313作成R4B、130715R4C。