吉岡心平のマーク

タキ1900形112409

私有貨車

 形式
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タキ1800形
タキ2000形

 番号
[ロット表]

タキ112201
タキ112441

 ページ
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特別編1116
特別編1118

積荷
●構造

入口


 タキ112409は昭和50年8月日車で112387〜112406の20両ロットで製作された。

 セメントターミナルでは昭和48年に112000番台を80両製作したが、その増備車はオイルショックに遭遇したため、いささか複雑なことになった。
 なかでも昭和49年度の増備は4月に112352〜112386を川崎、112387〜112421を日車に発注した。落成予定時期は同年9月頃の筈だったが、計画通り登場したのは112387〜112406だけで、今回紹介した112409を含む日車の

残りは昭和50年8月、川崎製は112352〜112371は昭和50年6月、さらに112372〜112386に至っては昭和51年5月と、二年も遅れて落成することになった。
 外観・構造はセメントターミナル向けに開発された標準設計車で、塗装は識別のため淡緑色3号である。台車はTR41Eを装備した。

 所有者はセメントターミナルKK・常備駅は郡山で、後者は昭和53年5月に郡山貨物ターミナルとなった。平成18年4月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和50年8月
製造所   川崎
設計比重  1.17
タンク容積  34.1m3
●上廻り
タンク形態 異径胴形ドームレス
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板4.5mm・鏡板4.5mm
タンク両端直径 2,200mm
タンク長さ  8,800mm

●荷役方式
荷役方式  エアスライド式
●下廻り
台枠形式   中梁省略形
長さ      10,000mm
BC間距離  6,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KSD180−254形積空
台車      TR41E−13

タキ1900形112409の写真

【写真2117】 タキ1900形112409 平成11年12月 小名浜駅にて P:吉岡心平


【特別編1117】091231作成R4B。