吉岡心平のマーク

タキ8100形8104

私有貨車

 形式
索引

タキ8050形
タキ8150形

 番号
解説

タキ8100
タキ8105

 ページ
索引

特別編1114
特別編1116

積荷
●構造

入口


 タキ8104は昭和36年1月三菱製で一ロット一両の孤立ロットであった。

 本形式で初の旭化成向で、同一メーカーが製作した三菱化成向を参考として製作された。設計比重とタンク容積は1.42/21.6mと従来作の三菱向けと同一だが、タンク長さは50mm長くなり、ドームの丈も高くなった。恐らくタンク空容積を

増したものと思われる。これに伴い台枠長さ・BC間距離もそれぞれ100mm延長された。その他の部分は荷役設備を含め、三菱製と同一である。

 所有者は旭化成工業KK・常備駅は富士であった。一生を変化無く過ごし、写真のように越中島などに希硝酸を輸送していたが、昭和62年10月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和36年1月
製造所   三菱
設計比重 1.42
タンク容積 21.6m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 ステンレス鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板10mm
タンク直径 1,870mm
タンク長さ 8,130mm

●荷役方式
荷役方式 上入れ上出し式S字管付
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      8,800mm
BC間距離  5,500mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KC254形
台車      TR41C→TR41D形

タキ8100形8104の写真

【写真2115】 タキ8100形8104 昭和53年1月2日 越中島駅にて P:吉岡心平


【特別編1115】091229作成R4B、131010R4C。