吉岡心平のマーク

タキ1500形15571

私有貨車

 形式
索引

▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ15532
タキ21500

 ページ
索引

特別編1110
特別編1112

積荷
●構造

入口


 タキ15571は15560〜15574の15両ロットの一員で、昭和37年11月帝国車両で誕生した。

 ゼネラル物産の所有者には飯野製が多かったが、本ロットは初の帝車製で、外観・構造はほぼ同時に同社がモービル/エッソ向けに作ったタキ15454〜15468に良く似ている。面白いのは本形式では最も早く自連緩衝器を50トン輪バネ式からゴム緩衝器に変更したしたロットの一つだが、台枠側梁へのジャッキ受装備は未実施だ。

 これは本形式が大量生産された時期の落成のため、製造所毎に対応が前後したためである。

 落成時の所有者はゼネラル物産KK・常備駅は浜安善であった。昭和41年3月には浮島町に移動し、翌年3月には社名がゼネラル石油KKに変わった。写真はこの時代のものである。その後昭和55年12月には日本陸運産業KKに移籍し、岳南富士岡駅常備となったが、昭和58年9月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和37年3月
製造所   帝国車両
設計比重  0.9
タンク容積  38.4m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  12,050mm
付帯設備  蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       12,900mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形空気
台車      TR41C

タキ1500形15571の写真

【写真2111】 タキ1500形15571 昭和49年5月26日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編1111】091219作成R4B。