吉岡心平のマーク

タサ5400形15650

私有貨車

 形式
索引

タサ5300形
タサ5500形

 番号
[ロット表]

タサ15640

 ページ
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特別編1078
特別編1080

積荷
●構造

入口


 タサ15650は昭和38年2月富士重で、15648〜15654の7両ロットとして製作された。

 本形式では最後に近いロットで、直前の15643〜15647は欠番となっている。外観・構造は富士重製の本形式では標準的なもので、タンク踏板は他社製より小型で、台枠横梁も4本と少ない。その他の点はボルト結合の5分割保冷キセなど三

菱製に良く似ているが、タンク受台は背の高い独特のものになっている。

 落成時の所有者はセントラル石油瓦斯KK・常備駅は塩浜であった。昭和39年10月に岩谷産業KKに移籍し大竹駅常備となった。昭和46年3月には大分港に移り、経年15年となった昭和53年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年2月
製造所   富士重
ガス定数  2.35
タンク容積 47.2m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形
タンク材質 ボイラー用鋼板(SB46)
タンク板厚 胴板18mm・鏡板22mm
タンク直径 1,950mm
タンク長さ  16,170mm
熱絶縁   厚さ70mmSP材
●荷役方式
荷役方式  マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ       17,000mm
BC間距離   13,700mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KE305形空気
台車      TR41C

タサ5400形15650の写真

【写真2079】 タサ5400形15650 昭和52年8月6日 栄町駅にて P:吉岡心平


【特別編1079】090930作成R4B、130711R4C。