吉岡心平のマーク

タキ15700形15704

私有貨車

 形式
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タキ15600形
タキ15800形

 番号
ロット表

タキ15700
タキ15707

 ページ
索引

特別編1068
特別編1070

●積荷
●構造

入口


 タキ15704は昭和45年2月富士重製で、15702〜15704の3両ロットであった。

 本形式の内外輸送所有車は4ロット8両あるが、本ロットはその第一号である。
 富士重製のキセ付35系としてはタキ16200形に次ぐ二作目で、タンク直径や車体長さ・BC間距離は同一だが、タンク長さは僅かに長く、断熱材もほんの少し厚い。また液出し方式もより一般的な

下出し方式となり、タンク体上には流入空気の吸湿装置がある。

 所有者は内外輸送KK・常備駅は中条で、主にクラレからのMMA出荷用として使用され、最盛期はメタノールと一緒に新興に専用列車で運行された。晩年に余剰となった後は35トン積メタノール積に専用種別変更されたが殆ど使用されず、平成12年3月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和45年2月
製造所   富士重
設計比重 0.94
タンク容積 37.2m3
●上廻り
タンク形態 異径胴(C3)形ドームレス
タンク材質 ステンレス鋼(SUS304)
タンク板厚 胴板6・鏡板8mm
タンク両端直径 1,850mm
タンク中央直径 2,300mm
タンク長さ 11,000mm
熱絶縁   厚さ110mmウレタン
付帯設備 吸湿装置
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   35系標準
台枠長さ   11,500mm
BC間距離  8,500mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KSD254−305形積空
台車      TR41C形

タキ15700形15704の写真

【写真2069】 タキ15700形15704 昭和59年4月1日 稲沢駅にて P:吉岡心平


【特別編1069】090904作成R4B、130808諸元追加+R4C。