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タキ15600形15615 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
貨車研究で有名な渡辺一策さんのリクエストは、タキ15600形の現存グループだ。 タキ15600形は40トン積亜鉛焼鉱専用車で、00〜19の富士重製と、20〜37の日立製とに大別される。後者は特別編16で紹介したが、既に全車廃車されたので、現存するのは前者だけだ。 タキ16515は昭和44年4月富士重製で、20両全てが同一ロットである。外観・構造は、富士重が独自に開発したタキ12200形セメント専用車に準じており、枕梁間の台枠を省略したフレームレス構造が特徴である。設計比重が1.8とセメントの約1.2に比べて大きいので、タンク体は一回り |
小型となった。タンク材質は耐候性高張力鋼と普通鋼の併用で、断面は円筒と漏斗形とを組合せた独特のものだ。寸法は直径1,900mm・長さ9,250mmで、タキ12200形より直径で300mm・長さで100mmづつ小さくなった。 所有者は東邦亜鉛KK・常備駅は宮下で、安中への運用に使用されている。平成13年末では健在である。 |
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【特別編340】030131作成、031212ロット表追加、031221R4、050504R4A、060825ロット表R2、071021ロット |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 15600〜15619 | S4404 | 富士重 | 東邦亜鉛KK |
2 | 15620〜15635 | S4409 | 日立 | 日本鉱業KK |
3 | 15636,15637 | S4701 | 日立 | 日本鉱業KK |
【写真1340】 タキ15600形15615 昭和62年12月5日 宮下駅にて P:吉岡心平