吉岡心平のマーク

タム500形10520

私有貨車

 形式
索引

タム400形
タム600形

 番号
[ロット表]

タム2988

 ページ
索引

特別編1014
特別編1016

積荷
●構造

入口


 タム10520は昭和36年9月日車支店製で、10515〜10524の10両ロットの一員であった。

 とてもタム500形とは想像できない番号だが、こんな番号に飛ぶまでの経緯についてはタム594の解説に詳しい。
 昭和36年当時は、既にタキ3000形がガソリン専用車の主流となっていたが、日石輸送ではこれと並行してタム500とタサ1700の両形式を10両単位で製作していた。恐らく小単位の輸送が健在

だったためだろう。本形式の場合は昭和35年の増備が2984〜2993、そして翌36年が本ロットで、これが本形式としての最終ロットとなった。

 外観・構造は日車支店製でもタンク踏板が再び2段に戻ったタム2916(昭和33年製)以降のタイプである。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は柏崎であった。昭和62年5月に廃車となった。


タム500形10520の写真

【写真2015】 タム500形10520 昭和57年7月18日 南港駅にて P:吉岡心平


【特別編1015】090501作成R4B、130107R4C。