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タキ2800形2819 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ2819は2820との2両ロットで、昭和29年5月に汽車大阪で製作された。 持主である宇部曹達は、アンモニアソーダ法でソーダ灰・苛性ソーダを製造していたため、製法から来る制約から、積荷のカセイソーダ液の比重は1.3と低い。 |
外観面ではドーム頂部がヘルメットのように丸味を帯びているのが特徴的だが、他には取り立てて記載するような点は見当たらない。 落成時の所有者は宇部曹達KK・常備駅は宇部岬であった。昭和38年2月に社名はセントラル硝子KKに変わった。昭和49年3月に浮島町駅常備となった。写真では能町駅臨時常備となっている。昭和58年5月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和29年5月 製造所 汽車大阪 設計比重 1.3 タンク容積 22.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,960mm タンク長さ 7,804mm 付帯設備 保温装置 ●荷役方式 荷役方式 上入れ下出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 8,600mm BC間距離 5,500mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形空気 台車 TR41C→TR41D (第一次台車改造) |
【写真1957】 タキ2800形2819 昭和56年9月23日 吉原駅にて P:遠藤文雄
【遠藤さんの貴重な写真を提供して頂きました】