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ホキ6300形6318 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ホキ6310 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
カーバイト専用車を改造したセメント輸送車は、第7週で30トン積のホキ6100形を紹介したが、弟分に当たる35トン車がホキ6300形である。 ホキ6300形は35トン積のセメント専用車で、昭和46年に22両、翌47年に4両、計26両が日立でホキ5600形35トン積カーバイト専用車から改造された。 |
スライド装置を装備した傾斜床板を、そして車体底部には取出口をそれぞれ新設した。台枠以下は種車のものを流用している。このように改造は大規模であったが、外観には種車時代の面影を残し、たとえば写真1と2では妻板補強の有無など細部が異なっている。 所有者はすべて電気化学工業KKで、落成時の常備駅は八木原だったが、間もなく青海に変更された。改造車は使い難かったようで、ホキ6100形が廃車となった翌年の昭和60年12月に、26両全車が一斉に廃車となっている。 |
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●関連形式 ホキ6100形6100 同類だが一回り小型 【特別編43】010408作成、010603リンク追加、040423R4、050510R4A、071004R4A2、090318R4BY。 |
【写真1043の1】 ホキ6300形6318 昭和55年9月21日 青海駅にて P:吉岡心平
昭和46年7月にホキ5670から改造された。種車は昭和42年9月日立製でホキ5600形では最も新しいロットであった。 |
【写真1043の2】 ホキ6300形6324 昭和55年9月21日 青海駅にて P:吉岡心平
昭和36年2月に日立でホキ5200a形5225として落成後、昭和38年7月のホッパ車大改番でホキ5600形5625に改番された車両を種車として昭和47年8月に改造したもの。 |