吉岡心平のマーク

タキ1500形21580

私有貨車

 形式
索引

▲タキ1450形
タキ1600初代形

 番号
[ロット表]

タキ21538
タキ31510

 ページ
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特別編931
特別編933

積荷
●構造

入口


 タキ21580は昭和38年9月東急で、21578〜21587の10両ロットとして製作された。

 意外なことに東急製のタンク車は比較的多い。本形式では日陸、昭石、東亜などに多くの作例があるが、ゼネラル向はこのロットだけであった。

 外観・構造は特にこれといった特徴がなく、無難な纏め方だが、鏡板にある加熱管点検口は異様

に突出しているように思える。受台廻りや台枠の構造は飯野製に似ているように思うのは私だけだろうか。

 落成時の所有者はゼネラル物産KK・常備駅は浜安善であった。後者は昭和40年6月に浮島町、前者は昭和42年3月にゼネラル石油KKとなり、更に昭和53年11月に日本石油輸送KKに移籍した。昭和63年12月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和38年9月
製造所   東急
設計比重  0.88
タンク容積 39.8m3
●上廻り
タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
タンク板厚 胴板8mm・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  12,500mm
タンク設備 蒸気加熱管
●荷役方式
荷役方式 上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   平形
長さ      13,200mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254形
台車      TR41C形

タキ1500形21580の写真

【写真1932】 タキ1500形21580 昭和51年9月5日 塩浜操駅にて P:吉岡心平


【特別編932】080923作成R4B、131020R4C。