吉岡心平のマーク

タキ42750形42892

私有貨車

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タキ42350形
タキ43000形

 番号
[ロット表]

タキ42869

 ページ
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特別編892
特別編894

●積荷
構造

入口


 タキ9800形のタキ42750形への改造は、昭和56年夏から秋にかけて145両が一斉に実施された。改造メーカーは2社で、日車が日石輸送プロパーの車両を担当したのに対し、秩父鉄道は他社から移籍した車両を受け持った。

 なお「秩父鉄道」が、改造とは言え私有貨車のメーカーとして表に出たのはこれが初めてである。

 タキ42892は昭和56年10月秩父鉄道でタキ

9800形29854を改造した。種車は昭和39年11月三菱製で、29853〜29856の4両ロットで大協石油向に製作された。ちなみにタキ42750形化も4両まとめて施工され、42891〜42894となっている。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は奥野谷浜であった。昭和62年3月に名古屋南港、平成9年3月に平成9年3月に郡山と移動し、平成10年6月に廃車となった。


■主要諸元
改造年   昭和56年10月
改造所   日車
設計比重   0.79
タンク容積  40.5m3
●上廻り
タンク形態 魚腹(F5s)形ドーム付
タンク材質 普通鋼
内面処理  エチルシリケート亜鉛
タンク板厚 胴板9・鏡板12mm
タンク直径 2,050mm
タンク長さ  10,420mm
●荷役方式
荷役方式  上入れ下出し式
●下廻り
台枠形式   フレームレス
長さ       11,220mm
BC間距離   7,920mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車       TR41C

タキ42750形42892の写真

【写真1893】 タキ42750形42892 平成4年12月27日 新興(入江)駅にて P:吉岡心平


【特別編893】080614R4B。