吉岡心平のマーク

タキ17400形17401

私有貨車

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タキ17000形
タキ17500形

 番号
ロット表

タキ17400

 ページ
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特別編880
特別編882

積荷
●構造

入口


 タキ17400形は37トン積リン酸専用車で、2ロット2両が在籍した。2両共に石油系タンク車の転用改造車だが、改造時期の相違により種車が異なるため、外観・構造は大きく異なる。

 17401は昭和57年9月日車で、タキ1500形15594から改造された。兄弟分の転用車としては、タキ11850、12050形式があるが、当時は既に改造時の台枠切断は禁止されていたため、

どの形式も種車の台枠をそのまま使用したため、細くて長いタンク体を搭載した、異様にバランスの悪い外観となっている。

 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は郡山であった。写真で隣の車両は本形式のトップナンバーで、共に下関を基地として運用されていたが、私有タンクコンテナに転移したことで、平成6年9月に廃車となった。


■主要諸元
改造年   昭和57年9月
改造所   日車
種車     タキ1500形15594
設計比重  1.57
タンク容積 23.6m3
タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス
●上廻り
タンク材質 耐候性高張力鋼
タンク内面処理 厚さ4mmゴム
タンク板厚 胴板6mm・鏡板8mm
タンク直径 1,700mm
タンク長さ 11,670mm

●荷役方式
荷役方式  上入れ上出し式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ    12,900mm
BC間距離   9,600mm
留置ブレーキ 手
空気ブレーキ KD254×300
台車      TR41C

タキ17400形17401の写真

【写真1881】 タキ17400形17401 平成元年2月12日 下関駅にて P:吉岡心平


【特別編881】080509作成R4B。