|
タキ17400形17400 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ17400形は37トン積リン酸専用車で、かつて2両が在籍していたが、種車の違いから著しくスタイルが異なることで有名であった。今回はタサ1700形から改造されたトップナンバを紹介する。 タキ17400は昭和44年日車支店で、タサ1700形2986から改造された。種車は昭和31年製の20トン積ガソリン専用車で、当時小型車として淘汰されていたものである。改造に際し端数トン数制度を活用したため、正規の新製車より荷重が大きくなるといった「捻れ現象」を生じている。 設計比重は1.5・タンク容積は24.6m3であった。タンク体は種車のものの両端を577mmづつ |
切り縮めて使用した。材質は普通鋼だったが、内面に厚さ4mmのブチルゴムライニングが追加されている。寸法は直径1,870mm・長さ9,370mmで、前後の鏡板にはライニング時の作業口が設置されている。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は改造前と同じく柏崎とされたが、実際には周防富田や下関などを基地として運用されていた。平成12年6月に廃車となった。 |
|
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 17400 | S4412 | 日車支店▲ | タサ1700 | 2986 | 日本石油輸送KK |
2 | 17401 | S5709 | 富士重▲ | タキ1500 | 15594 | 日本石油輸送KK |
【写真1466】 タキ17400形17400 昭和52年3月4日 周防富田駅にて P:吉岡心平
【特別編466】040207作成R4、050303ロット表追加、050410R4A、070702ロット表R3+R4A2、080531R4BY、100507写真更新+R4B。 |