吉岡心平のマーク

タキ25000形25033

私有貨車

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タキ24900形
タキ25800形

 番号
解説

タキ25026
タキ25049

 ページ
索引

特別編859
特別編861

積荷
●構造

入口


 タキ25033は25032と共に昭和44年9月川崎で製作された。

 タキ25000形の中では平軸のTR207台車を履いた初期形である。例によって標準設計のため外観は他社製と変わらないが、川崎製は側ブレーキの支持部が直角三角形で、他社製が二等辺三角形なのと異なる。このあたりは、拘りのある模型

ファンにとっては、格好の加工の題材だろう。

 落成時の所有者は共同石油KK・常備駅は水江町であった。写真は松江貨物での撮影したもので、当時は水島コンビナートから山陰地区へのLPガス輸送に充当されていたようである。昭和62年1月に日本石油輸送KK所有・浮島町駅常備となったが、同年6月に廃車となった。


■主要諸元
製造年   昭和44年9月
製造所   川崎
ガス定数  2.35
タンク容積 59.1m3
タンク形態 直円筒(S1)形
●上廻り
タンク材質 高張力鋼(HT)
タンク板厚 胴板13・鏡板16mm
タンク直径 2,200mm
タンク長さ 15,950mm

●荷役方式
荷役方式 マンホール弁式
●下廻り
台枠形式   平形
台枠長さ   16,200mm
BC間距離  12,900mm
留置ブレーキ 両側
空気ブレーキ KE305形
自連緩衝器  RD12形ゴム
台車      TR207B形

タキ25000形25033の写真

【写真1860】 タキ25000形25033 昭和52年7月30日 松江貨物駅にて P:吉岡心平


【特別編860】080322作成R4B。