|
タキ8200形8202 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ8200 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タサ1700形の化成品転用車にはさまざまな形式があるが、今回は模型化に最適な例を取り上げよう。 タキ8202はタキ8200形35トン積甲種硝酸専用車のラストナンバーとして、タサ1700形2956から昭和43年8月日車東京で改造された。なお同一ロットとしてタキ8201がタサ2955から誕生している。 設計比重は1.56・タンク容積は22.4m3であった。 |
荷役装置は従来の下出し方式から上出し方式に全面的に改造された。このためタンク下部の吐出管は撤去され、タンク上部に液入管と液出管を新設した。 所有者は日本石油輸送KK・常備駅は沼垂で、これは種車時代のものをそのまま受け継いだためである。実際には黒崎を基地とする三菱化成のクロルスルホン酸輸送に使用された。昭和49年8月には、硝酸系タンク車の保安対策により32トンに減トンされ、昭和 年に廃車となった。 |
|
|
■主要諸元 改造年 昭和43年10月 改造所 日車支店 設計比重 1.56 タンク容積 22.4m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,870mm タンク長さ 8,450mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 台枠長さ 9,500mm BC間距離 6,200mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD形積空 台車 TR41C形 |
【写真1834】 タキ8200形8202 昭和49年12月10月 越中島駅にて P:吉岡心平