吉岡心平のマーク

タサ2400形2432

私有貨車

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タサ2300形
タサ2500形

 番号
解説

タサ2415
タサ2443

 ページ
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特別編813
特別編815

積荷
●構造

入口


 タサ2400形はタサ1700形に対応する石油類専用車である。

 タサ2432は昭和29年2月日車本店で2432〜2435の4両ロットとして製作された。重油輸送用として製作され、専用種別も落成時は重油と標記されていた。

 設計比重は0.9と大きく、タンク容積は22.2mであった。
 タンク材質は普通鋼製で、板厚は胴板9mm・鏡板12mm、寸法は直径1,870mm・長さは8,5

20mmと、従来のロットより細くて長い。また落成当初は写真のように加熱管は装備されていなかったが、後天的改造により追加されている。
 荷役装置は通常の上入れ下出し方式である。
 台枠は通常の平形で、長さは9,500mm・BC間距離は6,000mmであった。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者はシェル石油KK・常備駅は鷹取で、その後、常備駅は武豊港・東新潟港などを転々とし、最後は浜安善に配置されていた。昭和52年12月に廃車となった。


タサ2400形2432の写真

【写真1814】 タサ2400形2432 P:吉岡心平所蔵


【特別編814】071005作成R4B、130814R4C。