タム200形246 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
昭和11年はタム200形の当り年で、15両が製作された。 タム246はその一員として昭和11年8月新潟で製作され、一ロット一両であった。なお戦前製の同形式は全て同社で製作されている。 戦前製のタム200形は時期により何種類かに分類されるが、本車はドームが偏ったタイプで、既に紹介したタム220(昭和10年製)と酷似しているが、キセの内側にあるタンク体の組立方法は、鋲接から溶接に進歩している。 設計比重は1.27・タンク容積は12.1m3であった。 |
タンク体は普通鋼の溶接組立で、寸法は直径1,598mm・長さ6,256mm、周囲には断熱材厚さ50mmの保冷キセがあった。 落成時の所有者は浦野硫炭合名会社で、常備駅は木津であった。常備駅はそのままで社名は昭和18年11月木津硫炭合名会社、昭和35年2月木津硫炭KK、昭和36年11月KK浦野商店と変った。昭和37年5月に東洋化成工業KKに売却され、五分市駅常備となった。ヨンサントウは無事に生き延び、昭和52年4月に廃車となった。 |
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【写真1787】 タム200形246 昭和48年6月3日 武生駅にて P:坂内定比古
【坂内さんから貴重な写真を提供して頂きました】