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タキ2600形42642 |
私有貨車 |
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●積荷 |
■入口 |
田村さんから、タキ2600形で今なお残る太タンク体の車両について、リクエストを頂戴した。 タキ42642のルーツは昭和27年10月川崎製のタキ1432であった。同車は裸タンク体を特徴とした初期の30トン積カセイソーダ液専用車で、寒冷地に常備されたため「冬季溶液加熱装置」と称する謎の設備を有していた。その後、昭和35年12月富士重で保温キセの取付改造を受け、タキ2800形12812となった。更にこれに昭和47年8月日本海ゴムでゴムライニングを施行し、タキ2600形となったのが本車である。 川崎製のタキ1400形と言えば、直径2,050mmのタンク体を持つロットが有名だが、種車となったロットは直径が1,960mmに縮小されてから |
の作で、初期製の改造車ほど顕著とは言えない。 タキ1432として落成以来、一貫して所有者はKK鉄興社・常備駅は酒田港であった。現在も現役で使用されていることは驚異的で、カセイソーダタンク車発展の歴史を示す、活きた見本と言って良いだろう。 |
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【写真1750の1】 タキ2600形42642 平成18年11月3日 酒田港駅にて P:田村優作
【田村さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1750の2】 タキ2800形12812 撮影日不明 大船駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】