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タキ4000形4070

私有貨車

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タキ3900形
タキ4100初代形

 番号
解説

タキ4066
タキ4079

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特別編743
特別編745

積荷
●構造

入口


 タキ2100形に続いて(偶然だが)三菱製のタキ4000形を取り上げよう。

 タキ4070は4071と共に昭和36年9月三菱で製作された。

 三菱製の濃硫酸タンク車は数が少なく、本形式でも新製車が4070〜4077,14030〜14032,34058〜34063の4ロット17両、改造車が34087の1ロット1両の合計18両しかなかった。本車は本形式で初めての三菱製ロットである。

 さて、基本となる構造は他社製と変わりないが、初期の三菱製は他社製より車体長が短かい。一見しただけでは判り難いのだが、後の台車改造でTR41CからTR41Dに改造されたことで容易に判別できる。

 落成時の所有者は住友商事KK・常備駅は別府港であった。昭和50年12月に常備駅はそのままで、製鉄化学工業KKの所有となった。なお同社は住友化学と新日鉄の合弁会社であった。昭和58年10月に廃車となった。


タキ4000形4070の写真

【写真1744】 タキ4000形4070 昭和50年10月5日 別府港駅にて P:吉岡心平


【特別編744】070123作成R4A、070609リンク変更、070710R4A2、081020R4BY、120925R4C。