|
タキ5050形65053 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ65050 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は、リクエストにお答えして、三井フロロケミカルのタキ5050形を取り上げる。 タキ65053は昭和52年5月富士重で製作された。一ロット一両であった。 時節柄保安対策車として製作され、タンク踏板や台枠端部は強化型を採用、台車もTR225を装備して落成した。設計比重は1.18・タンク容積は29.6m3であった。 |
タンク体は普通鋼製で板厚は胴板9mm・鏡板12mm、内面は厚さ3mmのゴムでライニングされていた。タンク寸法は直径2,050mm・長さは9,900mmで、ドームはフランジ構造だが高さが低く、所謂「子ドーム」と称する類であった。 所有者は三井フロロケミカルKK・常備駅は三保であった。三保線の廃止により、昭和59年7月に大竹に移動したが使い道がなかったようで、翌8月に廃車となった。車齢は僅か7年余りであった |
|
|
■主要諸元 製造年 昭和52年5月 製造所 富士重 設計比重 1.18 タンク容積 29.6m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ3mmゴム タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 2,050mm タンク長さ 9,900mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,900mm BC間距離 7,500mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD180−254形積空 台車 TR225形 |
【写真1728】 タキ5050形65053 昭和54年1月20日 西名古屋港駅にて P:吉岡心平