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タキ5400形5414 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ5412 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回はタキ5400形25トン積液化塩素専用車から、タキ5450形と並行して製作されたラストナンバーを紹介する。 タキ5414は昭和40年4月富士車両製で、一ロット一両であった。当時は既に後継形式のタキ5450形が5455まで製作されており、同社の増備車も昭和41年製の次作からはタキ5450形に移行した。 ガス定数は0.8・タンク容積は20.6m3と標準的であった。 |
タンク体はボイラー用鋼板(SB46)製で、板厚は胴板18mm・鏡板19mmと高張力鋼に比べて厚い・・・と書こうとしたが、タキ5450形も初期製作分は胴板17mm・鏡板19mmで、胴板が1mm薄いだけだ。タンク寸法は直径1,800mm・長さ8,394mmで、周囲の保冷キせは材質の関係から厚いようで、何か着膨れしたように見える。 落成時の所有者は北海道曹達KK・常備駅は幌別であった。昭和57年11月に港北駅に常備駅変更された。晩年は青函トンネル開通に伴う運用制限により本州に移動し、知手駅の旭硝子を基地として運用されたようだが、平成2年10月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和40年4月 製造所 富士車両 ガス定数 0.8 タンク容積 20.0m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形 |
タンク材質 ボイラー用鋼板(SB46B) タンク板厚 胴板18・鏡板19mm タンク直径 1,800mm タンク長さ 8,430mm(外面) 熱絶縁 厚さ88mm断熱材 ●荷役方式 荷役方式 マンホール弁式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 9,400mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KE305形空気 台車 TR41C→TR41DS形 (第二次台車改造) |
【写真1694】 タキ5400形5414 平成12年8月30日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平