|
タキ4900形4900 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4900形は写真未発見として図面編第一回で取上げた形式だが、このほど写真が見つかった。誠に目出度い事である。 タキ4900形は30トン積サラシ液専用車で、昭和30年12月日立で製作された。サラシ液(現車標記は晒液)輸送用では記念すべき第一号車で、一形式一両であった。 設計比重は1.148、タンク容積は26.2m3であった。 |
タンク体は普通鋼製で、内面は純度保持のため厚さ4mmのゴムでライニングされていた。タンク寸法は直径1,841mm・長さ10,350mmと、この種の車両としては細く、そして長い。 所有者は徳山曹達KK・常備駅は周防富田で、駅名は後に新南陽となったが、一貫して同地を離れなかった。昭和57年12月に廃車となった。 |
|
★形式図 タキ4900形(図面編1) 【特別編677】060607作成R4A+解説を図面編1より移設、070727R4A2、081007R4BY。 |
【写真1677】 タキ4900形4900 撮影日不明 周防富田駅にて P:西端慎一
【西端さんから貴重な写真を提供して頂きました】
どことは言えないが、不思議にアンバランスなクルマであった。「晒液」が渋い。