吉岡心平のマーク

ホキ3000形3006

私有貨車

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▲ホキ1900形
ホキ3100形

 番号
ロット表

ホキ3001

 ページ
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特別編653
特別編655

積荷
構造

入口


 ホキ3000形は35トン積アルミナ専用ホッパ車で、昭和33〜44年に東洋工機で5ロット8両が製作された。

 ホキ3006は昭和44年4月東洋工機製の最終ロットで、3005〜3007の3両が属する。
 なお所有者の昭和電工では本形式とタキ6400形タンク車を並行生産しており、両者を使い分けたものと思われるが真相は謎のままである。

 設計比重は0.7・タンク容積は50.1m3で、当り前だがタキ6400形とは同一である。

 ホッパは普通鋼製で、基本寸法は従来ロットと変わらないが、東洋製エアスライドカーでも最後の製作だけに、全体として洗練された設計となった。
 荷役装置は従来と変わらずエアスライド方式で、W形の底面に合わせて2本あった。
 台枠長さは11,300mm・BC間距離は8,000mmであった。ブレーキは本形式で初めてKSD形積空を採用し、台車はTR41Cであった。

 所有者は昭和電工KK・常備駅は新興であった。貨車輸送の終息により、平成12年6月に廃車となった。


ホキ3000形3006の写真

【写真1654】 ホキ3000形3006 昭和58年4月3日 新興駅にて P:吉岡心平


【特別編654】060314作成R4A、070704R4A2、081010R4BY、130325R4C。