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タキ1500形15247 |
私有貨車 |
形式 |
▲タキ1450形 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
今回は軽い話題をひとつ。まずは写真を見て頂きたい。「何だタキ1500か」と思われるかもしれないが、専用種別を良く見ると・・・ タキ15247はタキ1500形35トン積石油類専用車の一員として、昭和36年9月汽車東京で製作された。15244〜15253の10両ロットに属していた。 汽車会社製のタンク車は、後に川崎と合併したためか資料に乏しい。本ロットも確定情報は見当たらないものの、全体の作りから推定すれば、当時汽車が各社向に製作していた重油輸送用のタキ1500形で、設計比重0.92・タンク容積38.0m3のグループであったと思われる。 |
タンク体は普通鋼製で、タンク寸法は推定では直径2,050mm・長さ11,894mmと思われる。重油輸送用のためタンク内部に加熱管・鏡板に点検蓋が設置されていたが、点検蓋は手ブレーキ側のみであった。 落成時の所有者はスタンダード・ヴァキューム石油・常備駅は清水であった。昭和37年1月に常備駅はそのままでモービル石油KK所有となり、昭和40年6月には初島駅に移動した。昭和42年2月に日本陸運産業KKに移籍され越中島駅常備となり、珪酸ソーダ輸送に使用されたが、昭和59年8月に廃車となった。 |
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【写真1641】 タキ1500形15247 昭和49年6月26日 越中島駅にて P:吉岡心平