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タキ2700形2704 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ2702 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ2700形は30トン積クレオソート専用車で、昭和28〜34年に5両製作された。積荷は石炭乾留の副産物で、木材防腐などに使用される。このため大量輸送とは無縁であり、5両すべてが一ロット一両の孤立ロットであった。 タキ2704は本形式のラストナンバーで、昭和34年7月に三菱で製作された。 積荷に腐食性はなく、キセや加熱管など特殊装備も不要なため、外観・構造は石油類専用車に酷似し、極めてシンプルな作りである。 |
設計比重は1.01と石油類より大きく、タンク容積は30.1m3であった。 所有者は新宮商工KK・常備駅は東室蘭で、一生を同駅常備で過し、昭和61年10月に廃車となった。 |
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【写真1622】 タキ2700形2704 昭和46年9月17日 東室蘭駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】