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タキ19700形19705 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
▲タキ19701 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ19700形は35トン積希硫酸専用車で、昭和45年4両、昭和50年2両の計6両が製作された。前者は既出なので、今回は、平成16年度に姿を消した昭和50年製のロットを紹介する。 タキ19705は19704と共に昭和50年11月日車で、我国最後の希硫酸専用タンク車として生を受けた。 ユーザーである日本曹達は多数の希硫酸タンク車を所有していたが、本ロットの設計比重は1.45と、同社保有車の中では低目である。 外観・構造は塩酸専用車に酷似し、タキ5050形のミニチュア版と言った趣である。 |
面は耐食のため厚さ4mmのゴムでライニングされ寸法は直径1,950mm・長さ8,870mmであった。 所有者は日本曹達KK・常備駅は二本木であった。晩年は能町との間で、廃酸の社内輸送に使用されていたが、能町専用線の廃止に伴い、平成16年9月に2両揃って廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和50年11月 製造所 日車 設計比重 1.45 タンク容積 24.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 普通鋼 タンク内面 厚さ4mmゴムライニング タンク板厚 胴板9・鏡板12mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 8,870mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 10,000mm BC間距離 6,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KSD180−254形積空 台車 TR225形 |
【写真1621】 タキ19700形19705 昭和57年10月9日 二本木駅にて P:吉岡心平