タキ35000形35145 |
私有貨車 |
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形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
小生は写真のデジタル化にフィルムスキャナを使っているのだが、このネガをスキャンして驚いた。タンクを見ると横に縞が入っているのである。「こりゃまた修理かな」と思ったが、良く見るとスキャン方向と直角に縞が入っている。何か変だよね・・・? タキ35145は昭和43年1月三菱製で、昭和42年12月〜43年1月にかけて作られた35140〜49の10両ロットの一員であった。 タキ35000形は世に言う「標準タンク車」なので、毎度詳細な解説をしても仕方ない。 |
そこでこのロットの見所だが、前振りで述べたように、タンク体の異径胴部分だけに、規則的に縞が入っている点だ。縞はテーパーに沿っており、これから見ると異径胴は一発加工ではなく、少しづつ曲げていったように見える。流石に他と溶接する部位は、円形になるよう整形しているようだ。 所有者は三菱石油KK・常備駅は扇町であった。常備駅は一生変わらなかったが、写真のように北海道に居た事もある。このロットは、平成6年12月に10両まとめて廃車となった |
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【写真1540】 タキ35000形35145 昭和61年8月1日 新苫小牧駅にて P:吉岡心平