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タキ200初代形200初代 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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●積荷 |
■入口 |
今回は黎明期のボギータンク車を取り上げる。 タキ200初代形は25トン積ベンゾール専用車で、昭和5年3月新潟で1両製作された。所有者は三井鉱山であった。 |
タンク体は鋲接で、受台は当時流行したタンク体との間に硬木を挟んだもので、帯金はタンク中央にもあり3本である。この辺りの作りはタサ500形3軸車にも敷衍されているので、興味のある方は拙著「3軸貨車の・・・」をご覧頂きたい。またドームが偏寄しているのはセンタアンカ部と吐出管の干渉を避けたためだろう。 所有者は三井鉱山KK・常備駅は大牟田であった。昭和5年7月に専用種別はベンゾールから「種別なし」に変更され、昭和13年4月に除籍されたが、タンク体は戦後タキ850形の上廻りとなって奇跡の復活を遂げている。 |
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●関連形式 タキ850形850 昭和28年若松製、タンク体の形状から本車のタンク体を用いた復元車と推定。 【特別編493】040526作成R4、040529リンク追加、050419R4A、070824R4A2、090521R4BY。 |
【写真1493】 タキ200初代形200初代 P:吉岡心平所蔵