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タ3050形3090 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タ3076 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム100二代形の転用車は、戦中期に大量生産された車両の活用策だが、少数だが今回紹介する車両のように、戦後製車両の転用例もあった。 タ3090は昭和39年4月にタム100形1241二代を改造した車両である。車歴上は昭和28年6月日立でタム1241初代として誕生後、昭和31年5月にメタノール専用車のタ2900形2930に改造されたが、7ケ月後にタム100形1241二代に復元された車両を、タ3050形10トン積ホルマリン専用車に再改造したものである。 種車は、戦後に増備が再開されたタム100形の第一号車であった。所有者の住友化学は、戦中期からタム100形を保有していたが、絶対数が不足したようで、戦後は他社の余剰車を購入して糊 |
口を凌いだが、いよいよ出物がなくなって新製したのが、このロットだったようだ。 所有者は住友化学工業KK・常備駅は桜島であった。昭和49年1月に廃車となった。 |
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【写真1480】 タ3050形3090 昭和49年7月12日 安治川口駅にて P:吉岡心平