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タム2000形2001 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タム2000 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タム2000形は15トン積糖蜜専用車で、過去に3両が在籍したが、「変な車」揃いだったこともあり、既にタム2000と2002(後に形式変更により22002)を紹介した。今回は最後に残ったタム2001を取り上げる。 タム2001は、昭和26年12月造機で製作された。同型車はなく、1ロット1両であった。 |
mmチャンネルを用いた頑丈な作りとなっている。一見ワムあたりの戦災台枠に見えるが、これは戦後製タンク車の台枠構造自身が、戦災貨車のそれを母体にしたことに起因する。本車の場合はブレーキがタンク車に適したKD形を採用していることから、新製したものと思われる。その後、ヨンサントウに際しては、無事2段リンク化されている。 所有者は旭交易KK・常備駅は新興であった。同社は財閥解体による三菱商事の第二会社で、その後昭和27年5月に東京貿易KKへの改名を経て、昭和29年8月には商号解禁により三菱商事KKを名乗った。全国各地への糖蜜輸送に使用されていたが、写真は珪酸ソーダ輸送に仮専用中の姿である。昭和58年2月に廃車となった。 |
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●関連形式 タム22000形22002 タ1000形1030の改造車で、タンク体はオランダ起因か? ●同一専用種別 タキ10900形10900 昭和43年川崎製の35トン車。 |
【写真1430】 タム2000形2001 昭和49年3月29日 越中島駅にて P:吉岡心平