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シム1形14 |
私有貨車 |
形式 |
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番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ここに紹介するシム1形は、戦後に製作された新潟鉄工の車両だ。 シム1形は15トン積の「小さな」大物車で、大正10年から昭和62年までの66年間に1〜19,101〜107,110〜117の34両が製作された。形態は大半が弓形梁式だが、中には国鉄チキを改造した平床式もあるなど百鬼夜行の趣である。 閑話休題、シム14は13と一緒に昭和24年5月新潟で製作された。一年後には同一構造のシム17が増備されている。 |
外観・構造は、大正時代に製作された日車製シムを模倣したもので、車体中央部に小規模な低床部がある。この部分は荷重を負担すると言うより、積荷の突起部(=電車の床下機器)を避けるためであった。このため「弓形梁」式大物車と言うほど無理をして低くしてはいない。また組立方法は溶接主体となった。 所有者は新潟鉄工所KK・常備駅は東新潟港で、一生変わることがなかった。晩年は写真のように、機材の構内運搬や塗装の台座として使用されていた。昭和62年3月にシム13,17と共に廃車となった。 |
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【特別編420】030913作成、031208リンク追加、031219リンク追加、040529R4、040730リンク追加、050411 |
【写真1420】 シム1形14 東新潟港駅にて P:吉岡心平