|
ホキ8500形8527 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲ホキ8500 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ8500形としては、既に前期形のトップナンバーを紹介したが、今回はスタイルの一変した後期形を取り上げる。 35トン積石灰石専用車のホキ8500形は、昭和42年製の前期形と同49年製の後期形に大別される。写真のホキ8527は後者に属し、8517〜38までの22両が昭和49年2〜3月に若松車両で製作された。 外観・構造は前期形から一変し、その後開発された国鉄ホキ2500形の設計を導入し、車体幅は前期形の2,761mmに対し2,561mmと、200mmも狭くなった。一方側戸はホキ2500形の |
「たいこ貼り」ではなく、前期形と同一だが、これは暖地向なので凍結対策が不要なためだろう。 所有者は三菱鉱業セメントKK・常備駅は石原町であった。会社名は平成2年12月に三菱マテリアルKKに変わり、平成8年3月の専用線廃止の後に廃車となった。なぜか車籍は残っていたが、平成14年3月付で正式に車籍除外となった。 |
|
|
【写真1419】 ホキ8500形8527 昭和57年3月21日 黒崎駅にて P:吉岡心平