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タキ9250形9250 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ9250形は30トン積アセトアルデヒド専用タンク車として、昭和42〜50年に3ロット22両が富士重・川崎で製作された。 タキ9250はトップナンバーとして昭和42年9月に富士重で製作された。9256までの7両ロットであった。 |
構造的にはタキ6850形が通常のタンク車に近い構造だったのに対し、本形式は高圧ガスタンク車に準拠した作りとされ、安全弁の設定圧力を高めた。このため荷役配管や温度計、そして安全弁などは初期の高圧ガスタンク車の特徴である分散弁式と同様、タンク上部に分散して配置されている。 落成時の所有者は電気化学工業KK・常備駅は青海であった。その後、昭和46年6月にはダイセルKKに移籍し新井駅常備となった。昭和55年1月に社名はダイセル化学工業KKとなった。平成14年3月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和42年9月 製造所 富士重 設計比重 0.779 タンク容積 38.5m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)ドームレス |
タンク材質 普通鋼 タンク板厚 胴板9mm・鏡板12mm タンク直径 1,950mm タンク長さ 13,720mm 熱絶縁 グラスウール厚さ70mm ●荷役方式 荷役方式 上入れ上出し式 |
●下廻り 台枠形式 平形 長さ 14,120mm BC間距離 10,820mm 留置ブレーキ 片側 空気ブレーキ KE305形 台車 TR41C形 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 落成時の所有者 |
1 | 9250〜9256 | S4209 | 富士重 | 電気化学工業KK |
2 | 9257〜9270 | S4302〜4303 | 富士重 | 電気化学工業KK |
3 | 9271 | S5004 | 川崎 | 伊藤忠商事KK |
【写真405】 タキ9250形9250 昭和49年1月19日 村田駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第31巻に「P01831」として収録されています。