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タキ3700形3738 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
番号 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ3700形酢酸・無水酢酸専用車については、すでにタキ3712と3746を紹介したが、今回は日立製の銀キセタイプを紹介する。 タキ3738は37と共に昭和39年9月日立製で、徳山石化が初めて製作したタキ3700形である。 |
タンク内部にはステンレス鋼管を用いた加熱管装置、周囲には厚さ150mmのグラスウールによる保温キセがある。キセ外被にはアルミ板を使用しており、銀キセの元祖となった。 所有者は徳山石油化学KK・常備駅は鹿瀬であった。昭和43年10月に周防富田駅常備に移り、駅名は昭和55年10月に新南陽となった。写真のように宮浦などほ酢酸を輸送していたが、平成2年8月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和39年9月 製造所 日立 設計比重 1.03 タンク容積 29.1m3 ●上廻り タンク形態 直円筒(S1)形ドーム付 |
タンク材質 純アルミニウム タンク板厚 胴板13・鏡板16mm タンク直径 1,890mm タンク長さ 10,914mm 熱絶縁 厚さ150mmグラスウール 付帯設備 ステンレス鋼製加熱管 ●荷役方式 |
荷役方式 上入れ上出し式 ●下廻り 台枠形式 平形 長さ 11,700mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真1408】 タキ3700形3738 昭和57年3月23日 宮浦駅にて P:吉岡心平