吉岡心平のマーク

タキ7400形7400

私有貨車

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▲タキ7300二代形
タキ7450形

 番号
ロット表


タキ7403

 ページ
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特別編404
特別編406

積荷
●構造

入口


 最近アルミナタンク車のリクエストが多い。マッシブでメカニックなスタイルが、人気の秘密なのだろうか?

 タキ7400形35トン積アルミナ専用車は、昭和34〜35年に29両製作された。ところがタキ7408〜24の17両は本来タキ6400形とすべき箱型鋼製タンク体の車両を誤って本形式としたため、落成から半年後にタキ6400形に改番され消滅した。従って実質的なタキ7400形は7400〜07,25〜28の12両と言う事になる。

 タキ7400は昭和34年6月川崎で3両ロットの長兄として誕生した。
 外観・構造は、タキ2000形日軽金タイプのタン

ク体をアルミ合金製に変更したもので、タンク体を初めとした主要寸法は全て同一であった。タンク容積も同一なので、荷重5トン増は設計比重の見直しによったことになる。なおタンク受台は中央部寄りに小型のものが4個増設され、合計8個となった。
 台枠はタキ2000形と同じ中梁省略タイプで、枕梁間の側梁補強の形も同一である。ブレーキはKD形空気+手、台車はTR41Cであった。

 所有者は日本軽金属KK・常備駅は三保であった。主として三保から新潟へのアルミナ輸送に使用されていたようで、弟分のタキ8400・8450形と一緒に編成されていた。三保線の廃止で、昭和59年4月に廃車となった。


タキ7400形のロット表

ロット 番号 製造年 製造所 落成時の所有者
7400〜7402 S3406 川崎 日本軽金属KK
7403〜7406 S3411〜3502 川崎 日本軽金属KK
7408〜7424 S3501〜3502 日立 昭和電工KK
7425〜7428 S3503〜3506 川崎 日本軽金属KK

タキ7400形7400の写真

【写真1405】 タキ7400形7400 昭和57年2月28日 富士川駅にて P:吉岡心平


【特別編405】030730作成、040327R4、050504R4A、070703R4A2、081218R4BY、090903ロット表追加、131022R4C。