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タキ7400形7425 |
私有貨車 |
○ |
形式 |
▲タキ7300二代形 |
番号 |
▲タキ7403 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ7400形はタキ2000形30トン車のタンク体を軽合金製として、荷重を35トンとした形式である。 タキ7425は昭和35年3月川崎製で、一月前に製作されたタキ7407の増備である。本来タキ6400形とすべき車両を誤ってタキ7408〜7424に附番したため番号が大きく飛んだため、番号からは大差あるように見えるが、実は外観・構造は変わらない。 設計(見掛け)比重は0.7・タンク容積は50m3であった。 タンク体は耐候性を重視したアルミ合金製で板厚は胴板8mm・鏡板10mmと、タキ2000形鋼 |
製車と比べれば各2mmづつ厚くなった。タンク寸法は両端直径2,056mm・長さ13,300mmとタキ2000形の日軽金所有車とほぼ同寸だが、設計比重の見直しにより5トン増積を可能とした。ブレーキはKD254形空気+手、台車はTR41Cであった。 落成時の所有者は日本軽金属KK・常備駅は三保であった。タキ2000形が三保〜富士川間の運用だったのに対し、本形式とタキ8400,8450形は新潟駅から専用線が伸びていた同社新潟工場への運用に充当された。このため上越線で見た方も多い筈である。昭和47年頃、常備駅も新潟駅に変わったが、昭和48年6月に三保に復帰した。清水港線廃止に伴い、昭和59年4月に廃車となった。 |
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■主要諸元 製造年 昭和35年3月 製造所 川崎 設計比重 0.7 タンク容積 50.0m3 ●上廻り タンク形態 異径胴形 |
タンク材質 耐食アルミ合金 タンク板厚 胴板8〜10・鏡板10mm タンク両端直径 2,056mm タンク中央長径 2,611mm タンク長さ 13,300mm ●荷役方式 荷役方式 エアスライド式 |
●下廻り 台枠形式 中梁省略形 長さ 13,900mm BC間距離 10,600mm 留置ブレーキ 手 空気ブレーキ KD254形 台車 TR41C形 |
【写真372】 タキ7400形7425 昭和49年9月15日 吉原駅にて P:吉岡心平
この写真は吉岡写真CD−ROM第16巻に「P00909」として収録されています。