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ホキ5200二代形5215二代 |
私有貨車 |
形式 |
▲ホキ5200初代形 |
番号 |
▲ホキ5206二代 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
ホキ5200二代形と言えば、DF50重連に引かれた専貨で有名だが、実はこれほど謎めいた点の多い貨車も少ない。 落成時の形式はホキ1800形で、1800〜09が昭和33年、10〜19が昭和36年に製作され、メーカーは共に日立であった。私有貨車初の無蓋ホッパ車で、専用種別は「鉱石」とされ、車体に専用種別標記がない。荷重は30トンであった。 外観・構造は、九州地区のセムをそのまま拡大したような、他に類を見ないスタイルである。 |
ある。前者は国鉄標準品と互換性あるゴム緩衝器、後者は日立が米国メーカーと提携して製作していたスナバ付コイルバネを枕バネに使う日立C−1台車であった。採用の理由は注文流れ品の消化にあったと思われる。晩年は検修に不便を来たしたため、両者共に国鉄の標準品に交換された。 所有者は土佐石灰工業KK・常備駅は斗賀野であった。昭和38年7月のホッパ車改番では、ホキ5200二代形に改番されたが、何故こんな面倒な事をしたのか判らない。ヨンサントウでは斗賀野〜多ノ郷間の限定運用車とされ黄帯を巻いた。写真の5215は19と共に、運用廃止前の昭和59年5月に事故廃車となっている。 |
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●同一形式 ホキ1800形1804(特別編838) 昭和33年製で改番前の姿。 【特別編400】030710作成、040327R4、050503R4A、070920R4A2、080105本文修正+リンク追加、081001 |
【写真1400】 ホキ5200二代形5215二代 昭和53年1月2日 斗賀野駅にて P:吉岡心平