|
タキ4700形4702 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
▲タキ4700 |
ページ |
●積荷 |
■入口 |
タキ4700形は30トン積希硫酸専用車で、既に改造車であるトップナンバーを紹介したが、今回取り上げるのは、唯一の新製車である4702だ。 さて、初めに複雑な経緯を辿った日本曹達の希硫酸タンク車の異動を、再度レビューして見よう。 不思議なのは、極めて短期間で鉛からゴムに改造された車両が多い事である。従って経年劣化に |
によるライニング更新と言うより、積荷が変更されたと考えるのが妥当であろう。塩素分を含む廃酸や、燐酸混合液でも輸送したのだろうか。 閑話休題、タキ4702は昭和35年3月汽車東京で新製された。 落成時の所有者は日本曹達KK・常備駅は大寺で、駅名は昭和40年6月、磐梯町に、会社名は昭和41年12月に日曹金属KKに、それぞれ改名された。昭和51年11月に改造車の4701と一緒に廃車となった。 |
|
【特別編370】030421作成、040105R4、040420リンク追加、050409R4A、070801R4A2、090108R4BY。 |
【写真1370】 タキ4700形4702 P:吉岡心平所蔵