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タキ4700形4700 |
私有貨車 |
形式 |
番号 |
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ページ |
●積荷 |
■入口 |
希硫酸は濃硫酸に次いで古い化成品だが、鉄を激しく腐食するため、内面を鉛貼りとしたタンク体が使われてきた。ところが鉛は重量が大きく、軟らかいため衝撃に弱い欠点があった。このため昭和25年、合成ゴムの一種のクロロプレンゴムを防食材料とすることが案出され、登場したのがタキ1700形の1750番台であった。 |
タキ4700は昭和31年3月日車支店でタキ1700形1701から改造された。種車は昭和25年11月日立製で、写真2から判る通り枕梁間を省略した台枠など、当時日立が日本鉱業向に量産していたタキ300形に酷似していた。 改造では、タンク体とドームは種車のものをそのまま使用したが、内面処理は鉛からネオプレン(クロロプレンゴムの商品名)ライニングに変更された。荷役配管は種車のままの様だが、タンク踏板周囲は、全面的に更新されている。 落成時の所有者は日本曹達KKで、常備駅は大寺から昭和40年6月磐梯町に改称された。会社名は昭和41年12月に日曹金属KKとなったが、昭和46年度に廃車となった。 |
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【特別編114】011013作成、011019リンク追加、020731本文修正+写真1114の2追加、020824リンク追加、021206本文修正、031230R4、040420リンク追加、050412R4A、060120ロット表追加、060822ロット表R2、 |
ロット | 番号 | 製造年 | 製造所 | 旧形式 | 旧番号 | 落成時の所有者 |
1 | 4700,4701 | S3103 | 日車支店▲ | タキ1700 | 1701,1712 | 日本曹達KK |
2 | 4702 | S3503 | 汽車東京 | 日本曹達KK |
【写真1114の1】 タキ4700形4700 昭和45年10月1日 青海駅にて P:堀井純一
【堀井さんから貴重な写真を提供して頂きました】
【写真1114の2】 タキ1700形1701 P:吉岡心平所蔵